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管理組合の会計処理

(問題点)
 管理組合の会計担当理事になりました。会計処理は、現金主義と発生主義のどちらの方式がよいですか。

(解決の糸口)
 管理組合の会計担当理事は、管理費等の収支状況を正確に把握できるような会計書類を整備する必要があります。
 会計処理には現金主義と発生主義の2つがあります。

現金主義会計において現金の支出と収入があった時点で金額を計上する考え方で、実際に入金のあった収入および過去の未収金の回収金額を計上する。
発生主義  費用と収益は発生した期間に計上する考え方で、滞納などの未収の有無にかかわらず、その期に入るべきであった収入の金額を計上する。

 管理組合の会計では、月次の予定収入や年次予算と、当該会計期間内に発生した収入・支出を比較しやすいことや、期末に管理費等の未収金・未払金の状態を把握・管理しやすいことから、発生主義で会計処理を行うのがよいでしょう。

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