役員の成り手不足
(問題点)
組合員に高齢者が多いこと、また賃貸戸数割合が多く居住する組合員が少ないこともあり、マンション管理運営への参加意識が希薄である状況において、役員の成り手が不足しており、同じ組合員が繰り返し役員を行うことで不公平感が生まれています。
何か良い解決策はないですか。
(解決の糸口)
近年、マンション管理組合からこうした役員の成り手不足の問題が聞かれるようになりました。これまで多くのマンションの役員はそのマンションに居住する組合員から選出されていたと思いますが、こうしたルールを見直すことが必要かと思われます。
そのためには、まず居住する組合員以外の人が役員になれるような管理規約になっているかどうかの確認が必要です。マンション標準管理規約を踏襲している場合、役員の要件が組合員と定められていますので、必要であれば集会での特別決議で規約を改正してください。その上で、マンション管理士などの外部専門家を活用することを検討してください。マンション管理士へのコンタクトは、役所や日本マンション管理士会等に問い合わせてみてください。もちろんオフィスJYCでもご支援できますので、お気軽に相談してください。