役員の任期について
(問題点)
現在のマンション管理組合役員の任期は1年の輪番制となっていますが、マンション内の課題がいつまでも解決されず、先送りされている状況です。この状況を解消するためにはどうしたらよいですか。

(解決の糸口)
管理組合役員の任期が1年交替の輪番制ですと、解決に時間を要する課題等は後回しにされがちで、業務の継続性の点で問題があります。可能であれば規約を改正し、2年任期の半数改選とすることを検討してはいかがでしょうか。
規約改正後、初年度に半数がもう1年役員を務めることになりますが、貧乏くじを引いたと思わず、マンションの資産価値向上・維持のためにと思えれば、同じ思いの役員もいるはずなので、事態は好転するでしょう。
また、役員が継続し、多くの課題に接することで、管理会社の言いなりになるようなことが減っていき、管理費や修繕費の節約になる可能性もあります。