修繕積立金の運用について
(問題点)
修繕積立金をただ銀行に預けておくのはもったいないと考えます。よい運用方法はないでしょうか。

(解決の糸口)
修繕積立金は組合員から一定金額を長期間にわたって毎月積み立てているため、まとまった金額になっていきます。したがって、何かよい運用商品に投資したいという気持ちになるでしょう。実際に運用方法を変更する場合は、管理組合の共同の利益に関する重大な事項の変更になるため、総会での決議(普通決議)が必要となります。
ただし、修繕積立金は建物の修繕に必要な大事なお金ですので、ハイリスクハイリターンの商品より、元本が保証されているようなものにしておいた方が無難です。また、緊急工事で必要となった場合に中途解約できるかどうか、その際の手数料なども判断のポイントとなります。住宅金融支援機構が提供する「マンションすまい・る債」を利用している管理組合も多いと思いますので、確認してみてはいかがでしょうか。